ぱったん馬を使って作業台の製作
さて、工房小屋の増築セルフビルドの番外編。ぱったん馬を使って、作業台を作りました。
ぱったん馬というのは、DIY書籍「日本の杉で小さなお家」に紹介されていた折りたたみ式のソーホースのことです。最初は余った105角材を使ってがっしりした作業台を作ろうと図面を引いていましたが、思ったよりも増築した部屋が手狭で、ここはもっとフレキシブルなものが良いのでは、と変更しました。
材料はゆのき農林業さんで買った115×30の桧材。荒材でしたのでカットしてプレーナーをかけました。馬のサイズは幅が700、高さが750くらいになるように800でカット。
材料をロの字にビス固定。
ただし上面は横板を10mmずらして固定。
縦板同士を蝶番で留めます。上で10mmずらしたのは開いた時に横板の角が出っ張らないようにするためです。「日本の杉で小さなお家」の本文ではこの蝶番は枠を床に開いた状態で足同士の内側に取り付ける様に説明されていますが、立てた時にどうしてもガタつくので、今回このように固定しました。
ガタつかずに内側に留めるためには枠を組む前に足だけ蝶番で固定して、平らな床に立てた状態で横板を留めて行けばいいと思います。
開いた角度が30度くらいで固定できるようにあおり止めを使いました。これで高さが770mm、天板を載せて800mmくらいになります。
2基、完成。
たたむとこんな感じ。
天板は12mmの構造用合板を2枚重ねで、サイズは800×1200。
で、よかれと思ったあおり止め。テーブルとして使う場合、足がつっかえて、超邪魔。
仕様を変更し、あおり止めは撤去。代わりに角材を使うことにしました。
下の横板の真ん中に半分ビスを打ちます。角材にドリルで8mmの穴をあけ、先に打ち込んだビスをその穴に引っ掛けます。これで取り外しができる支え板となりました。
天板は、ズレ防止のために裏面に角材を固定。この角材がぱったん馬の上面の間に挟まる形となり水平方向にずれなくなります。
合板をもう1枚重ねて24mm厚とします。
2枚目は表面が傷んでも交換できるようにダボで固定。
子供たちがお腹をぶつけても痛くないように、角は丸くカット。
完成。ソーホースですから足元がどうにもスッキリしませんが、作業台にしたり、休日の昼食をとるテーブルにしたり、天板をはずしてそれこそソーホースとしたり、別に何かを広げるのに撤去したりと、さまざまな使い方がこれでできるでしょう。
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