火のある暮らし 薪ストーブ

2017年2月12日 (日)

焚き付け材専用の単管薪棚を簡単に作る

せっかく苦労して作った薪小屋に、

材木屋さんから1トン500円でもらってきた、焚き付け用の端材が鎮座しているのはどうも納得がいかなく、

以前他のところで使っていて解体し、保管していた単管で、簡単に薪棚を作ることに。

奥の単管でできたチッパーシュレッダー機置き場に連結して、柱と屋根の土台を立てます。

基礎は特に無く、1mの単管を地面に打ち込んで、柱を連結します。

屋根下地の角材も45mm程度で、保管してあったリサイクル材を利用。

屋根のポリカ波板もリサイクルで。

背面は杉野地板を買ってきて、安いクレオトップで塗装。

中は2列の薪棚を。250mmと200mmがそれぞれ1列ずつ。

ハの字になっているのは背面が擁壁で、手前が通路で、それぞれ斜めだからです。

柱もまっすぐ立っていなかったり、相当アバウトな作りですが、単管ですからこんなもんでしょう。

これから大移動を行います(・_・;)

薪割りに、ハンマートレーニング

ハンマートレーニングという、重量のあるハンマーを繰り返し振り下ろす筋力トレーニング方法があります。

こちらはbody makerの10kgハンマー。

振りかざしてタイヤに打ち込みます。

私は20レップと1セットとしています。

手首を傷めないように、リストバンドラップをしています。

大胸筋、広背筋、体幹の筋、大腿の筋など、全身に効きそうです。

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薪割りを始める前にすると、薪割りのウォーミングアップになります。

その後薪を割ると、3kgヘッドの斧がすごい軽く感じます。

薪割りが終わっても、これでトレーニングは続けたいですね。

今シーズンの薪割りも終了

年明けから開始した、今シーズンの薪割り作業も、

6トンあったのが、

無事終了し、

さらに1トンを森林組合から買ってきて、それも終わり。

薪割り作業場の薪割り台が雪で埋もれると、薪割りの打点が低くなり、ちょっとやりにくい状況に。

で、今年割った薪は、

ここは2列で保管、

ここは軒下に1列で、

新しく作った薪棚はもうすぐ一杯に。

ブロック薪もコンテナ3個分に。

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でも、なんか、割り足りなーーーいっ!!

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で、

もう1.2トン、もらってきてしまいました・・・。

これで絶対最後です!

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3月から出張やらライブやら、毎週のように週末でかけますから、早いところ片付けなければ。

2017年1月29日 (日)

薪割りの運動強度ってどれくらい?~薪割りはダイエットに良い運動だった!

常々、薪割りはスポーツだ!、と言っていますが、

実際にはどのくらいの運動強度なのでしょうか?

薪割り後の脈拍を測ってカルボーネン法で検討してみました。

測定はタニタの手首用血圧計を使いました。

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まずいちおう安静時心拍数は70とします。

日中は動き回っているので、しばらくじっとしてても90くらいあります。

安静時心拍数とは朝起きたとき寝た状態での心拍数となります。

手首に血圧計を巻いたままで薪割りをしようかと思いましたが、

吹雪いていて濡れると困るので、割ってすぐ外土間に戻り測定しました。

薪は4本連打で、斧の重さは3キロ。

太いのは縦横、細いのは1打で、合計6打。

結構心臓がバクバクいっています。

血圧はさておいて、脈拍は136。

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目標心拍数の計算式から、運動強度を求めてみます。

目標心拍数は、

{(220-年齢)-安静時心拍数}×運動強度+安静時心拍数

で求められます。(カルボーネン法)

この220-年齢は、その年齢での最大心拍数となります。

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とすると、

{(220-48)-70}×運動強度+70=136

よって運動強度=64%

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普通成人で64%の運動強度というと

ちょうどよい有酸素運動の強度でしょう。

ということは薪割りは脂肪燃焼に効果的な運動、と言えるようです。

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今回6連打で薪割りを行いましたが、

この薪割りを、その人にとってちょうどよい有酸素運動の強度にするためには、

薪割りのペースや斧の重さを調整して、

その人にあった強度となるようにすると良いかと思います。

だいたい60%を中心に、高齢者や全く運動をしていない人は50%以下、鍛えている方は70%くらいでしょうか。

心疾患のある方などは、かかりつけ医に相談しましょう。

2017年1月 3日 (火)

今年の薪割り初め

お正月休みももう終わり。

2日は薪割りを存分にしました。

斧はこのヘルコのスプリッティングハンマーだけあれば十分。

玉切した原木をずらっと並べます。

最初は体力が余っているので太いのを。

後半はだんだんとふらついてくるので、細めのを。

太いのは回り込んで4等分に。

これらを連打して、次々に割っていきます。

きれいに割り切れると、何とも言えない快感です。

だいたい15~20秒ほどで終わります。

この一連の流れ1回で、ちょうど一輪車が一杯になる量なので、

インターバル(休憩)を兼ねて薪棚に運びます。

1時間ほど作業して、上の黄色で囲んだ量が終わりました。

これで1トンくらいと思います。

端材も出るので、これは

メッシュコンテナボックスへ投入し、来年使います。

どんどん進んでいきます。

2016年12月30日 (金)

薪割り雑談2017

新しい薪棚も完成して、

今シーズンの薪割りがスタートしました。

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薪ストーブユーザーの皆さんは、いつ薪割りをされているでしょうか。

私の町内では、10軒近くの方が薪ストーブを利用されています。

知っている限りではGW前くらいに薪の原木を運んでもらっているようですが、

しかし私は11月に入ったら原木の注文をして、12月はじめに運んでもらっています。

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それぞれのメリット・デメリットがあると思いますが・・・、

11月の場合、

メリット

・落葉後、根からの吸水停止前なので、原木が水分を含んでいて柔らかい。非常に割りやすいので薪割りが楽しい。

・北陸の冬は雨や雪が多く、玉切りした木口が固くなりにくい。

・寒い時期なので、薪割りで汗だくにならなくて済む。

・運動不足になりやすい時期なので、その解消に良い。

・農閑期のため暇なので、時間にゆとりがある。

デメリット

・今から薪を使う時期なので、薪棚が空いていない。

・含んでいる水分のぶんだけ、原木1トンあたりの量が少ない。

5月の場合、(11月の逆ですが・・・)

メリット

・その冬使った薪の分、薪棚が空いている。

・水分が少ないので、原木1トンあたりの量が多い。

デメリット

・原木の水分が少なく、カチカチで割りにくい。

・玉切りした木口がすぐに乾燥して、更に割りにくくなる。

・気温も上がってきて、汗だくになる。

・農繁期で他にいろいろ野良仕事があり、忙しい。

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そうすると多少のデメリットがあるとしても、初冬に伐採した原木を冬に割るのがいいように思いますが、

しかし、冬に森林組合に原木を貰いに行くと、「えっ?いま割るんですか?」みたいな雰囲気があります・・・。

なんでだー??

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私は薪割りをする時に、未だ一度もくさびを使ったことがありませんが、隣家の方からは、初夏の頃頻繁にくさびを打つ音が聞こえてきます。

一度その頃、そのお宅で薪割りを試したことがありますが、もうカチカチでそう簡単には割れない状況で苦労し、これはほとんど修行だな、と思ったのでした。

さて、その薪。

割ったあとしばらく薪棚に入れず、野天に放置したほうがいいそうです。

そういえば、NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」でも、木材屋の番頭(片岡鶴太郎)が、「なんだか知らないが、木材を早く乾燥させるのに、水に浸けておいたほうがいい。」といったのに対し、とと姉の恋人が「それは毛細管現象のためだ。」と説明したシーンがありました。

薪を乾燥させるのに、すぐ屋根付きの棚にしまうと薪の表面だけが乾き、内部がなかなか乾かない状態となります。時々雨に晒すと、その濡れた表面が乾く時に内部も乾燥しやすい、ということですね。

潜んでいる虫も出ていくそうです。

しかしあまり長いこと放置しておくと、せっかくの薪が朽ちていくでしょう。

薪の運搬には運搬車を使っています。

もうこれがないと生活できない、くらいに便利に使っています。

中古で買って、かなり古くガソリン漏れもあるようですが、なぜかエンジンは常に一発始動。漏れるから古いガソリンが溜まらなくてかえっていいのかな?

チェーンソーで玉切りするときは、このハスクバーナの防具と、

同じくハスクバーナの346XPで、50ccのパワーがあります。

長靴の上にモンベルのオールウェザーパンツを履くので、靴の中に木くずが絶対に入りません。

夏なら暑くて無理でしょうから、これもメリットの一つかな。

玉切りにはミニユンボを使っています。

掴んで、

だいたい40cm間隔で、

切ります。

バケットも幅40cmなので、掴んでいるところもちょうどです。

玉切りは複数並べて、

次々連打して割っていきます。

薪割りはスポーツで、トレーニングを兼ねているので、3Kgの重い斧を使い、それを全力で振り下ろします。

よく斧の自重を使って、できるだけ疲れないようにやりましょう、と書いてありますが、私の場合運動なので、スポーツジムに行ってできるだけ楽しようと思っている人がいないのと同様、疲れるようにやっています。

時々、一輪車で薪棚に運ぶ数分がトレーニングのインターバル(休憩)となっています。

薪割り台には軽のタイヤを被せてあります。

これだと割った時に薪が飛んでいかないので、すぐ体の向きを変えて連打を楽しむことができます。

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この楽しい季節は、まだしばらく続きます。

2016年12月29日 (木)

薪棚の製作 その4~完成と容量計算

薪割りが楽しいので、つい供給過剰となってしまいます。

それで先日より新しい薪棚を作っています。

骨組みは完成。

以前別のところで使っていて保管していたポリカ波板をリサイクルします。

やっぱり屋根があると安心するー。

小屋とか作っていると、やっぱり人間って、屋根とか壁とか本能的に必要なんだな、っていつも思います(笑)。

学生の時、山頂でひとり、タープとビビーサックだけで夜を過ごしたときの不安だったこと・・・。思い出します。

話がそれましたが、

全部張り終わりました。

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ポリカ波板の張り方は、

タキロンのHPによると、

重ね幅は2山半、

有効幅は655-80(2.5山分)=575mm

幅Wmmに必要な波板の枚数は、

(W-80)÷575(枚)

留め具は5山おきにとめるとすると、

1枚あたり、(幅方向に4ヶ所)×(母屋の数)

となります。

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ここでは、

波板は(6000-80)÷575=約10枚

留め具は、4×5×10=200個

となります。

ただ5山おきにとめると等間隔にならないので

6山おきのほうがいいと思うのですが・・・。

波板、張り終わり!

側面に雨除けの板を付けます。

背面の下方にも、雨除け、泥除けを付けました。

完成です!!

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で、これがどれだけの容量があるかというと、

以前このブログで薪の重さを求める公式を作りました。

薪の1トン量とは?~薪の重さを求める公式

これによると、

薪棚の幅(m)」×「薪棚の高さ(m)」×「薪の長さ(m)」=薪の重さ(トン)

でしたから、

奥は高さ1.5m、手前は高さ1.8m、幅1.4mとして、

(奥)1.5×1.4×0.4=0.84トン

(手前)1.8×1.4×0.4=1.008トン

4つに区切られているので、

(0.84+1.008)×4=7.392≒7.4トン

となります。

だいたいワンシーズン分くらいでしょうか。

さぁ、これから心置きなく薪割りです!!

すぐ終わっちゃいそうな・・・。

薪棚の製作 その3

薪割りが楽しいので、つい供給過剰となってしまいます。

それで先日より新しい薪棚を作っています。

大まかな骨組みはできましたが、いろいろ補強します。

薪の長さがだいたい40cmとして、その積んだ薪を支える柱を

40cmの幅分で付け足します。

フリーソフトのJW-CADで図面を引いてやれば、

簡単に必要な柱の長さが出ますよ。

土台の上に置いた910mmの角材も、真ん中に追加し、

床板を700mm間隔程度で支えるようにしました。

これなら薪を積んでも床がたわまないでしょう。

床板も薪の長さに合わせて40cmの間隔で2×4材を置いています。

積雪地帯なので、母屋の間隔を450mmとしました。

雨しか降らないのなら900mmでいいかもですね。

最初に置いた2列の土台に、パレットに柱を付けたような構造で

その上に載せてある状態です。

ちなみに塗装は、キシラデコールで済ませています。

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最後はポリカ波板で屋根張りです。

薪棚の製作 その2

薪割りが楽しいので、つい供給過剰となってしまいます。

それで先日より新しい薪棚を作っています。

基礎土台は半日でさくっと終了。

ここに土台を載せます。

3mの90mm角材を平行に2本ずつ並べ、全長が6mとなっています。

そこに910mmにカットした角材を載せて固定します。

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今回は、平行に置いた土台の上に薪棚を載せる、という仕組みで

作っています。

前面が1820mm、後面が1500mmで柱を立てビス止めします。

すべて2×4材を使っています。

端は1本の角材だけで固定ですが、

間の柱はサンドイッチにしています。

1820mmの2×4材で垂木とします。

45mm角材で屋根の母屋とします。

筋交いは入れないので、代わりに軒下に2×4材を入れて補強します。

だいたい大まかな骨組みができました。

他、まだいくつか補強するつもりです。

2016年12月22日 (木)

薪棚の製作

先日、薪の原木も届きましたし、

薪割りの前に、薪棚を増設です!

薪割りが楽しいと、ついつい供給過剰となってしまいます・・・。

場所は玉切り作業場の横。

昨年作った薪棚のさらに南側。

今回は3mの90mm角材を並べて6mの棚を作ります。

基礎石の場所に杭を立てて、その部分に深さ30cmほどで穴を掘ります。

穴に砕石を入れて、

すべての羽つき沓石が同じ高さになるように水平器でチェックしながら

砕石を入れつつ調整します。

ピッタリいけたようです。

薪は2列でおけるように、この土台の幅を910mmにしました。

インスタントセメントで固めて、

掘った土を戻して、基礎は完成です。

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気温が下がりすぎるとセメントも固まらないので、暖かい今日が勝負!、と

半日でここまで仕上げました。

これで一安心。

あとはゆっくり上を仕上げます。

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つづく・・・。

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